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ヨボセヨ探検記③

3日目は最大の目的でもあった北朝鮮への入国です。

そう板門店に行ってきました。

限られたツアー会社のみが限られた人間を案内することができる板門店ツアーに参加してきました。

アメリカとソビエトの冷戦が終わり、ドイツも統一され、全世界中で東と西の対立が生で残っていて、かつ、日本人が立ち入ることの出来る場所はここだけじゃないかな?

もちろん韓国側から入るわけで、韓国側は国連軍が統治している。

我々が異国に飛び立つ際は、日本国外務大臣が各国政府に対し、安全に過ごせるよう要請してくれている。それがパスポートにも記されている。

でもこの場所に限ってはそれが免除されているらしい。

国連・アメリカ政府および韓国政府は有事の際、あなたに危害が加わっても一切の責任を負いません。という宣誓書にサインを求められ、2度のパスポートチェックと身体検査を済ませ、国連軍の防弾ガラスに包まれたバスに乗り込む。

持ち込めるのはお金とパスポートとカメラのみ。(カメラは一部場所にて撮影が許されているから。)

バスの運転手はもちろん韓国の軍人。

護衛に韓国軍兵士も乗り込んでいる。

車内には緊張感が漂っている。

今、ツアーガイドに何を言われても、何でも言うことを聞いてしまうだろう・・・。

そんな雰囲気である。

映画JSAで見たあの板門店が目の前に広がってきた。

ツバを飲み込む。

誰もしゃべらない。

国連軍に先導され、バスを降りる。

一切の私語禁止。共産(北朝鮮)側兵士には一切挑発的な行為をしない。

そんな説明を受け入れて、我々は軍事境界線に足を踏み入れる。

CIMG1685 これが軍事境界線に立つ、国連軍(韓国・米国)の兵士。

微動だにせず立っている。

テレビで見たことはあるが、本当に動かない。

家柄が良く、学歴も高く、亡命の可能性が皆無の兵士でしかここに立てないらしい。

3時間交代で立っているらしいが、見ているだけで緊張感が伝わる。

許された時間、軍事境界線を越えることが出来る。

CIMG1684 超えてみた。

これは北朝鮮側から撮影している。

砂地が北朝鮮領土で砂利が国連領土。

北朝鮮へ入国である。もちろん後ろには共産側の兵士が立っている。

空気さえも動いていない。そんな雰囲気である。

許された時間は約10分。

亡命の可能性があるため、帰りは北朝鮮側を振り向くことさえ許されない。

バスに乗り込み、帰路に着こうとしたら国連軍兵士が敬礼してくれた。

CIMG1697 興奮度は最高潮である。

その後、少し離れた場所に移動し、北朝鮮側の撮影を許される。

何枚か撮ってみた。

CIMG1687 CIMG1700

北朝鮮の兵士と、北側の村に聳え立つ北朝鮮の国旗だった。

五輪では祖国統一と両国家が一緒に行進したりしていたが、ここではそんな融和な雰囲気はなかった。

常に兵士は実弾を身に付け、ガイドは防弾チョッキを身にまとっているのである。

拉致問題をはじめとする北朝鮮に関する話題が日本での注目度が高まっているこの時に、板門店を訪れることが出来て、本当に良かったと思う。

韓国に行く際は一度訪れてみてはどうだろう。

いかに、ロシアと中国が北朝鮮と仲がいいってことも再確認できたし。

最後国連軍のバスを降りるとき、険しい顔をしていた護衛の兵士に

「カムサハムニダ」と行って握手を求めてみた。

笑顔で握手してくれた。

近くて遠い国だと思ってたけど、何をするにしても優しい国だってことも分かった。

韓国が好きになった。

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コメント

へぇ~
すごいなぁ~
北朝鮮…行くことないだろうな

投稿: はな | 2006年3月11日 (土) 23時07分

うん、すごかった。
いつか普通の旅行で行ける時が来ればいいのにね。

投稿: としぞう | 2006年3月13日 (月) 09時22分

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